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9月, 2008の投稿を表示しています

次郎長三国志 次郎長売出す

とうとう観ました。といっても新作映画のではない。マキノ雅弘監督のほう。今までずっと機会を逃してきたのでねえ。新作のほうも時間があったら観にいこうかな。
古い「次郎長三国志」は9作シリーズの第1弾。スカパーで上映されました。

やはり虎造の声がいいねえ。啖呵がいいねえ。
虎造の「清水次郎長伝」は、何度も聞いて真似して勉強したっけな。
さすがにこの人、声だけで勝負できる人。声の演技が正確だから、体の動きが少しで済む。しかも声優の芝居でなく、声だけが浮き上がることもない。いいね。

いろいろと参考になる演出がありましたな。
湿っぽいラブシーンも、湿り過ぎている感はありつつも、役者の動きが場面を鮮やかに描いている。近づく・離れる・立つ・座る・振り向く・逸らすなどの人物の関係性を距離感と行動で演出するあたりは、マキノ雅弘の真骨頂らしいし。

そうなんです。難しいのは、微妙な距離感。電車に乗っていることひとつにも、近くの人との距離感を意識するものなのに、芝居になると、それが意識から消えてしまうのが難しいところ。役者にしても、劇作家にしても。
別役実の作品に、どうしてもつきまとう違和感は、人と人との距離が最初の段階から近すぎるということ。コミュニケーション過多なところだろうか。きっと作家の策略はあるのだろうけど。

次郎長の物語に出てくる人は、みんな魅力的な人だから、そんな個性的な人物たちが、小気味よく動きまわるところは見ていて楽しい。
桶屋の鬼吉と関東綱五郎の飲み屋でのやりとりの場面なんて、あそこまで二人がいきいきと動くは、現実にはあるにせよ、芝居で作るのは難しい。
二人のような登場人物の心が大きく揺れ動くときは、このように大きく動きまわるのが必要なのね。

ええ、とにかく、活きのいい人間が小気味よく動くのは、見ていて気持ちのいいものだ。こんな軽やかさがあふれている映画っていいね。
顔だけの心理芝居ばかり見せられるのは御免だ。体全体が顔。

また明日からの2作目の放送が楽しみだな。

日なたぼっこの季節

虫の音が毎晩響いてきて、ああ秋なんだなァと思うこの頃。
公演のあとは自転車旅行と目論んでいたが、涼しすぎるのと雨の予報と、ワークショップの予定とで、計画がつぶれてしまった。というか、諦めた。
そのかわり、今日、多摩川のサイクリングロードを疾走してきた。川沿いの土手でたたずんでいる人やバーベキューをしている人が多かった。

世界選、バッランすごかったねえ。

相変わらずの脈絡のない話の進め方です。

部屋の片づけも済んだし、やらなければいけないことはもうほとんど済んだ。だから、短いバカンスと目論んでいたわけです、さっきの話に戻るけど。
休みっていいね、バカンスっていいね。
気持にゆとりができる。

今日は長電話をしてしまった。人の話を聞くということは、おもしろいね。老若を問わず、男女を問わず、自分のことをいろいろと話したがるものだ。それを聞くこと、喜んで聞くこと。もちろん自分も何か自分のことを話すのだがね。
今後も何人かと会って、お話しをする機会をもとうとも思う。
やはり、自分一人じゃ煮詰まるものだし、自分の知らない世界のほうがより興味深いものだし。
じっくりと話し合えるって、素敵なことだな。
お互い境遇が違っても、仕事が違っても、共通するものっていっぱいあるから。

あ、それと、人から教えてもらった映画をレンタルで4本見ました。
岩井俊二監督の「花とアリス」「リリィ・シュシュ」「雪の王様」「ルナティック・ラヴ」。おもしろかったです。
何よりも人から教えてもらったというのが、一番のおもしろさかもしれない。その人がどれほどその映画が好きなのかも分かるし。

ええ、結構頑固な人ですが、こうして柔軟に人の影響を受けようとする時期もあるんですわ。
ひと仕事終わって、また外の世界を浴びて栄養をとりたいのかもしれない。
ある意味、軽薄なほど、ふわふわ浮き上がっている時期も必要なんじゃないか。顔がほてるほど、外の空気にさらされたい。
日なたぼっこの季節なんです、きっと。

玄朴と長英 終了

公演は終了いたしました。
応援くださった方、ありがとうございます。
思っていたよりも、お客さんの数が多くなりました。
役者・スタッフと、お客さんにも支えられているのだと実感できたよい週間でした。

それと、いつも、公演の終わりには、もの寂しいなにかが残るのはぼくだけかな?
一番最後にさよならを言った後に、自分一人だけになる時間。
日常の生活よりもいろいろなイメージが頭をよぎる瞬間です。
公演終わりは、いつもいつもそんな時間があるのです。
そして何気に感傷的なので、自分では気にいっているのですが、生活的には何もしないで怠惰になっている状態といえるでしょう。

なので、あらかじめそれを見越して、公演の後始末のスケジュール以外にも、仕事をいくつかいれておきました。そうでもしないと、いつまでも長期休暇をとってしまうのがぼくの悪い癖。
心地よい朝の夢の反芻と同じことでしょうな。

さて、また日常のリズムに戻るのだけど、去年の暮れより虚脱感はない。
というわけで旅に出よう。出られるかな?きっと無理だろうな。何かしらの予定が入りそうだからな。

ささやきは何になるのだ!?

いやはや、ささやきは遠音になるどころか、「ささやきは無音になる」とか、「ささやきは途絶えて」といった感じですな。ここまで放置すると、雑草が覆い尽くしそうだよ。

ええ、公演の稽古で、とういのは言い訳に近いね。
ま、でも、また紹介しておきます。

グルッポ・テアトロ公演
「玄朴と長英」
2008年9月19日〜21日
於:中板橋新生館スタジオ
料金:予約・前売2200円、当日2500円、ほかいろいろと割引がありますよ。

グルッポ・テアトロの「玄朴と長英」特集ページはこちら

そして、チケットご予約はこちら

ちなみに、演劇です、念のため。

また、公演のためのブログもやっていて、その記事作成もあって、こちらの「ささやき」は「風に消されて」しまっているのです、きっと。
公演ブログの更新も、実は、ゆったりとしたペースなのですけどね。
自分にムチ打って、書きましょうね。安易な休息は取らない。はい。

公演ブログ
玄朴と長英 〜愛しくも、憎らしく〜

お待ちしておりま〜す。