第2作も見ました。次郎長三国志〜次郎長初旅。
とうとう出てきましたな、森繁久彌の森の石松。まあ器用な演技だね。昨日も書いたが軽さの演技。
新東宝だったっけ、社長シリーズなどでの森繁の演技は、おもしろく軽いんだけど、単なる軽薄に見えるが、ここでは違う。しっかりと物語の芯があるからだろうか。
増川仙右衛門も出てきたな。ここでのラブシーンも、マキノ節なんだろうな。体の小気味よい動きで心理を描く。二人の距離感と押し合い、引きあい、かわしあいをよく見てみると納得できる。素晴らしい。
きっと芝居の妙味をよく知っている人なんだろうな、マキノ雅弘って。それが軽妙にできているからおもしろい。恋愛悲劇ではこれらの動きはコテコテで、くどいものかもしれない。喜劇的な輪郭があるから軽妙に見えるのだろう。
それにしても、登場人物のチームがどんどん増えていくといった構造は、どうしてこうもおもしろいのだろう。行く先々で子分が増えること。
桃太郎の話だってそうだし、七人の侍だってそう。荒野の七人もそう。ハワード・ホークスの映画もそう。
仲間が増えるといった楽しみは、なぜかわくわくするものだ。
清水の次郎長も、まだまだ子分が増えていく。田中春男の法印大五郎も仲間になったし。
また明日が楽しみ
とうとう出てきましたな、森繁久彌の森の石松。まあ器用な演技だね。昨日も書いたが軽さの演技。
新東宝だったっけ、社長シリーズなどでの森繁の演技は、おもしろく軽いんだけど、単なる軽薄に見えるが、ここでは違う。しっかりと物語の芯があるからだろうか。
増川仙右衛門も出てきたな。ここでのラブシーンも、マキノ節なんだろうな。体の小気味よい動きで心理を描く。二人の距離感と押し合い、引きあい、かわしあいをよく見てみると納得できる。素晴らしい。
きっと芝居の妙味をよく知っている人なんだろうな、マキノ雅弘って。それが軽妙にできているからおもしろい。恋愛悲劇ではこれらの動きはコテコテで、くどいものかもしれない。喜劇的な輪郭があるから軽妙に見えるのだろう。
それにしても、登場人物のチームがどんどん増えていくといった構造は、どうしてこうもおもしろいのだろう。行く先々で子分が増えること。
桃太郎の話だってそうだし、七人の侍だってそう。荒野の七人もそう。ハワード・ホークスの映画もそう。
仲間が増えるといった楽しみは、なぜかわくわくするものだ。
清水の次郎長も、まだまだ子分が増えていく。田中春男の法印大五郎も仲間になったし。
また明日が楽しみ
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